どうも、もももです。
ファイルサーバに置いたExcelファイルを複数人で利用している会社はまだまだ多いと思います。
自分が編集しようと思ってファイルを開くと既に他の人が開いていて、相手にファイルを1回閉じてもらって自分もファイルを開き直したりということがあるのではないでしょうか?(逆も然り)
今回はボタン押下で読み取り専用の設定/解除を切り替えることがでるボタンをクイック アクセス ツール バーに追加する方法と追加したボタンで読み取り専用の設定/解除する方法を紹介します。
クイック アクセス ツール バーとは
クイック アクセス ツール バーには任意の操作をボタンとして配置できます。
※Windows11関係のデザイン変更で配置場所が変更されたようです。
設定手順
クイック アクセス ツール バーに「読み取り専用の設定/解除」を追加する手順について説明します。
流れとしては「Excelのオプション」画面を開いて「クイック アクセス ツール バー」の設定を変更します。
Excelのオプション画面を開く(クイック アクセス ツール バーから)
Excel画面上のクイック アクセス ツール バー右端の「▼」ボタンを押下し、一覧から「その他のコマンド」をクリックし、「Excelのオプション」画面を開きます。
シンプルで速いのでこちらの手順推奨です。
Excelのオプション画面を開く(ファイル設定から)
Excel画面上の「ファイル」タブをクリックします。
画面左下の「その他…」→「オプション」をクリックし、「Excelのオプション」画面を開きます。
こちらの手順は画面遷移やクリック回数が多くて面倒ですが一応説明します。
クイック アクセス ツール バーに読み取り専用の設定/解除の追加
「Excelのオプション」画面では「クイック アクセス ツール バー」タブをクリックし、
コマンドの選択:すべてのコマンド の中から「読み取り専用の設定/解除」を選択します。
「追加」ボタンを押下すると画面右側の一覧にも「読み取り専用の設定/解除」 が表示され、「OK」ボタンを押下で設定完了です。
設定適用は
- すべてのドキュメント
- 現在のドキュメント
を選べますが、特別な理由が無ければ「すべてのドキュメント」に適用して問題ないと思います。
設定/解除 確認
通常の編集状態で追加したボタンを押下すると「読み取り専用」状態になり、
読み取り専用状態でボタン押下で「通常の編集(読み取り専用解除)」状態に変化します。
まとめ
Excelの読み取り専用の設定/解除を切り替えるボタンをクイック アクセス ツール バーに追加する方法及び追加したボタンについてまとめました。
Excelの画面上から読み取り専用の状態を切り替えることで、複数人で編集する際などExcelファイルをいちいち閉じたり開いたりする手間を解消できると思います。
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