【GT Designer3】異常履歴を残す方法

FA

どうも、もももです!

GOT2000シリーズで異常履歴を残す方法についてまとめます。

※GT2103-PMBDを使用していて異常履歴を残す際にハマったのでGT2103ベースで説明します。

異常履歴表示領域作成

先ずは、異常履歴を表示する領域を作成します。

「アラーム表示」を画面に設置します。(アラーム表示クリック→画面領域クリック)

ユーザアラームの設定

アラーム表示

異常リストをダブルクリックし「アラーム表示(ユーザ)」プロパティを表示します。

画像右中の編集ボタンを押下するとユーザアラームの編集へ遷移します。

※ユーザアラーム未作成の場合は作成確認のダイアログが表示、この場合は「はい」を選択

ユーザアラーム

異常履歴を残すように設定します。

「基本」タブでは画像中の「履歴モード」を選択します。

保存件数も利用環境に合わせて変更してください。

「ファイルの保存」タブでは「アラームログファイルを保存する」を選択し、保存先を「C:内蔵フラッシュメモリ」に変更します。

保存トリガも設定が必要ですが、利用用途に合わせて変更してください。

以上で異常履歴を残す設定は完了です。

保存先ドライブ名について

GT2103-PMBDでは保存先として3種類選択できます。

最初はデフォルト設定の「X:カレントドライブ」を使用していましたが、バッテリー非搭載のため異常履歴を保持してくれませんでした。(GT27シリーズなどのバッテリー搭載機種は保持可能)

「A:標準SDカード」を使用するにはオプションの追加キットが必要になります。(SDカードポート搭載機種は追加不要)

ドライブ名電源再投入時の保持オプション
A:標準SDカード
C:内蔵フラッシュメモリ標準
X:カレントドライブ×標準
GT2103-PMBDの選択可能ドライブ

まとめ

GOT2000シリーズで異常履歴を残す方法についてまとめました。(GT2103-PMBDベース)

GT27シリーズなどではバッテリーが搭載されているため、デフォルト設定のカレントドライブで問題ありませんが、バッテリー非搭載のGT21シリーズなどではSDカードを使用するか、内蔵フラッシュメモリを使用する必要があります。

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